歯ぎしり

歯ぎしり・食いしばりの
治療について

このような症状に覚えはありませんか？

口が大きく開かない
口を開けると痛い
口を開ける時にクリック音
（パキンという音）が鳴る
朝起きると顎周りに疲れたような
違和感がある
奥歯で噛むとピリッと痛むことがある
歯が細くなり歯茎が痩せてきた
歯が短くなってきた
治療した歯の詰め物や被せ物が
よく外れる
慢性的な肩こりや偏頭痛に悩まされている
全身的に気怠さがある

※上記のような症状は、歯ぎしりや食いしばりが原因となっている場合があります。

歯ぎしり・食いしばりとは

上下の歯をギリギリとこすり合わせたり、歯を強く噛みしめる、上下の歯を小刻みにカチカチとするといった症状が挙げられます。歯ぎしりや食いしばりはほとんどの場合において、睡眠中または日中に無意識のうちにしてしまっていることがほとんどです。成人の10％前後が睡眠中に歯ぎしりまたは食いしばりをしているという報告もあります。

朝起きると顎が疲れていたり、歯がしみる（知覚過敏）などの症状が気になって歯医者に受診して初めて気づくというケースも少なくありません。

歯ぎしり・食いしばりによる悪影響

歯がすり減る、欠ける
被せ物や詰め物が取れる、割れる
歯周病の悪化
顎関節症の悪化
歯の根の破折
肩こり、腰痛、偏頭痛など体の不調

※いびきや「睡眠時無呼吸症候群」との関連性も報告されています。

噛み合わせとの関連が考えられる症状

顎周りの痛みや違和感

「口を開けるとカクカク音が鳴る」「朝起きると顎周りがだるい・違和感がある」「口を大きく開けづらい・開くと痛い」などの症状は、歯ぎしりや顎関節症が原因であることも少なくありません。症状が重くなると、口を自由に開け閉めすることができなくなる場合もあるため、早めの受診をお勧めします。

慢性的な肩こりや全身の倦怠感

歯ぎしりや噛み合わせの不正（ズレ）によって、顎周りだけでなく肩から首にかけての筋肉にも大きな負担がかかってしまいます。そうした負担が積み重なることで、慢性的な肩こりや偏頭痛、全身の倦怠感などを引き起こす原因となるケースがあります。歯ぎしりや噛み合わせの改善を図ることで、お口の中の良好な環境を保つだけでなく、全身的な健康を整えることにもつながります。

歯ぎしり・食いしばりの治療法について

一般的な治療法としては、スプリント（マウスピース）を装着していただくことで歯ぎしりによる負担を軽減させます。また、歯ぎしりの原因は精神的なストレスであることが多いため、ストレスの原因を知り、軽減していくことが重要です。カウンセリングを通して原因を明らかにし、改善へと向けたアドバイスやサポートをしてまいります。

まずはお気軽に当院へご相談ください

歯ぎしりや食いしばりは自分ではなかなか気づきにくく、原因不明の症状や不調に悩まされる患者さんも多くいらっしゃいます。

当院ではまず、原因をしっかりと把握できるよう丁寧にお話をお伺いし、十分な診査・診断の上で適切な治療法をご提案しております。歯や顎周りで少しでも気になる症状がありましたら、ぜひ一度当院へご相談いただきたいと思います。